紙の文章を、必要なときに聞き直す
宿題のプリント、塾の教材、問題集など、文章をコピーできない紙の資料にも使えます。保護者が毎回読み上げる時間を取りにくいときや、子どもが同じ問題文をもう一度聞きたいときに、写真から文章を取り出す方法があります。
みみまなびは、写真の文字を読み取る「OCR」と、取り出した文章を音声にする「読み上げ」を組み合わせて使います。撮影した画像をそのまま聞くのではなく、文字の内容と読む順番を確かめてから再生します。
- 国語の音読練習
お手本の音声を聞いてから、自分でも読む - 宿題の問題文
必要な文だけを、繰り返し聞く - 家庭での聞き取り練習
短いお話を聞いて、内容を話してみる - 紙の配布資料
文字を目で追いながら、耳でも確認する
スマホで撮影して読み上げる、5つの手順
- 読みたいプリントを撮影する
端末のカメラで、文章のある部分を真上から撮ります。最初は、短い文章がはっきり写った1枚で試してください。 - 「画像を読む」から画像を選ぶ
みみまなびの読み上げ画面を開き、「画像を読む」→「画像ファイルを選択(複数可)」の順に押します。保存したプリントの写真を選びます。 - 「画像から文字を読む」を押す
画像の選択だけでは、文字の読み取りは始まりません。画像を確かめてからボタンを押し、読み取りが終わるまで待ちます。複数枚を選んだ場合は、枚数を含むボタン名になります。 - 取り出した文章を原本と見比べて直す
入力欄の文章を確認します。漢字や数字の誤り、ふりがなの混入、読まなくてよいページ番号、文章の並び順などを編集してください。 - 声と速度を選び、「読み上げる」を押す
まず保護者が音声を確かめ、子どもに合う速さに調整します。読み上げ中は文単位のハイライトを目で追い、聞き直したい文を押して途中から再生できます。
入力欄に別の文章があると、読み取り結果に置き換えるか確認が表示されます。残しておきたい文章は先に控えてください。OCRと音声の生成にはインターネット接続が必要です。
プリントの文字を読み取りやすくする撮影のコツ
明るい場所で、紙を平らにする
文字の上にスマホや手の影が落ちない向きで撮ります。紙の折れやしわを伸ばし、文字がぼやけていないか、撮った写真を拡大して確認しましょう。
文章を大きく、まっすぐ写す
紙面全体を遠くから撮るより、読みたい文章を中心にはっきり写すと確認しやすくなります。文字の端が切れないよう、少し余白を残してください。
見開きや段組みは、分けて撮る
問題集は左右のページを分けて撮影します。複数の問題や図表が並ぶプリントでは、必要な文章のまとまりごとに撮ると、抽出後の読む順番を整えやすくなります。縦書きやルビのある文章も、結果の確認が必要です。
複数ページは、先に撮って保存する
保存した画像は一度に20枚まで選べます。その場でカメラ撮影を選ぶ場合は、端末によって1回1枚になることがあります。複数ページは先に撮影し、本文の順に選んでください。取り出した文章も、ページ順に並んでいるか確認します。
国語の音読・聞き取り練習に使う具体例
お手本を聞いてから、自分でも読んでみる
最初から長文すべてを読むのが大変なときは、短い段落で区切って進めます。
- まず1〜2文を聞く
画面の文字とハイライトを見ながら、文の区切りを確かめます。 - 音声を止めて、自分の声で読む
聞いた文を、子どもが自分のペースで読んでみます。 - 難しかった文だけ、もう一度聞く
聞きたい文を押して再生したり、同じ文を繰り返したりします。慣れてきたら次の文へ進みましょう。
学校の音読課題では先生の指示に沿って使い、音声を聞いた後に自分でも声を出す時間を作ります。読み上げは練習の補助として、親子に合う使い方を探してください。
短い練習文で、撮影から試してみる
次は、このページ用に作った練習文です。紙に書いたり印刷したりして撮影すると、画像読み取りの流れを試せます。
はるかさんは、赤いかばんに青いノートを入れました。公園で、友だちと三つのどんぐりを拾いました。
読み取り結果の「赤い」「青い」「三つ」が原文どおりか、先に確かめます。音声を聞いた後に「かばんは何色だった?」「どんぐりはいくつ拾った?」と親子で話してみましょう。音読練習に使うときは、聞いた文を自分でも読んでみます。
同じ内容を何度も聞く練習と、初めて聞いた内容を答える練習は目的が異なります。家庭での聞き取り練習を詳しく知りたい方は、小学校受験の聞き取り・面接練習のページもご覧ください。特定の学習効果や受験結果を保証するものではありません。
文字や読む順番がおかしいときは
漢字・数字・ふりがなが違う
入力欄で、原本どおりの文章に修正してください。問題文の「二つ」が「三つ」になるなど、条件が変わる誤認識には特に注意します。ふりがなが本文と重なって二重に入った場合は、余分な文字を取り除きます。
別の問題やページ番号まで読み上げる
不要な見出しや番号を入力欄から削除し、聞きたい問題文だけに整えます。図表が入り組んでいる場合は、文章部分を撮り直して読み取る方法もあります。
文章の順番が前後する
段組みや縦書きでは、正しい順序で取り出せない場合があります。入力欄で文を並べ直すか、読みたい段落ごとに分けて撮影してください。画像を追加する際も、既存の入力文章が置き換わることに注意します。
文字は合っているのに、読み方が不自然
OCRの文字の間違いと、音声の漢字の読み違いは別に確認します。本文を分かりやすい表記に直して聞き直すほか、有料プランでは名前や地名などの読みをマイ辞書に登録できます。詳しい利用方法はこちら。
図・表・イラストの意味を説明する機能ではありません。図形の位置関係や表の内容を答える問題では、元のプリントも一緒に確認してください。
対応する写真・画像と、無料で試せる範囲
対応形式はJPG・JPEG・PNG・WebP・HEICです。画像は1枚10MBまで、1回に最大20枚を選択できます。文字を読み取れた画像1枚につき、OCRの利用枚数を1枚分使用します。
登録なしの無料枠は、月3,000文字の読み上げ・画像OCR3枚までです。最大20枚の選択枚数とは別に、ご自身のプランの残り枚数をご確認ください。まずはプリント1枚と短い文章で、認識結果や声を確かめると進めやすくなります。
文字を選択・コピーできるPDFは、「PDFを読む」から取り込む方法があります。画像だけのスキャンPDFは直接読み取れない場合があるため、必要なページを画像にしてお使いください。
プリントを使う前に、保護者の方へ
氏名、学校名、連絡先、顔写真など、読み取りに不要な情報は隠すか、撮影後に切り取ってください。画像は文字を読み取るために外部の処理サービスへ送信します。データの取り扱いはプライバシーポリシーをご確認ください。
教材や問題集は利用条件を確認してお使いください。読み上げ前には、取り出した文章と音声を保護者が確かめます。長い文章を聞く間は、みみまなびの画面を開いたままにしてください。

